上野颯

観光イベント企画・添乗員

愛知県一宮市生まれ、岐阜市育ち
中学生で最年少の観光案内人としてデビュー。
旅行会社やIT企業での経験を経て、公立高校商業科(観光ビジネス)の講師や自治体への観光戦略の立案、ローカル鉄道の列車企画・ツアーの企画など、多岐にわたる活動を展開しています。

「観光の未来をもっと、おもしろく」をテーマに、観光業界で働く皆さまに〝若者目線〟も入れながら役立つ情報を発信しています。


プロフィール

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2026/3/12

人口1200人、森林率90%の町…上勝町に世界が注目する理由とは。

徳島県の山あいに、人口約1200人の小さな町があります。町の約90%を森林が占める徳島県勝浦郡上勝町には、いま世界中から視察や旅行者が訪れています。 その理由は、日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」をした自治体だからです。ゼロ・ウェイストとは、できるだけごみを出さず、資源として循環させることで、最終的に埋立ごみをゼロに近づけていこうという考え方です。 上勝町ではこの考え方を町全体で実践し、町のリサイクル率は、驚きの約80%。一般的な自治体のリサイクル率は20%前後であり、上勝町は日本トップクラスを誇ってい ...

2026/2/24

内閣府首相官邸公式SNSアカウント「JAPAN GOV」にて、食品サンプル列車をご紹介いただきました。

内閣府首相官邸公式SNSアカウント「JAPAN GOV」にて、「食品サンプル列車」をご紹介いただきました。 総理官邸が国際広報を目的に、日本の魅力や文化、技術を世界へ発信している公式アカウントです。その場で取り上げていただけたことを、本当に嬉しく思います。 食品サンプルは、日本独自の文化であり、世界に誇れる職人技術です。本物と見間違うほどの精巧さの裏側には、長年磨き続けられてきた技と、妥協しない姿勢があります。 岐阜県郡上市の特産品であり、文化である食品サンプルを、観光という体験を通して、もっと多くの方に ...

2026/3/12

通過型観光地と評された寺泊で、VILLA VOIXはどう滞在価値を設計したのか

私はこれまで、観光地としての魅力の延長に宿泊が生まれるのだと思っていました。しかし、新潟県の寺泊(てらどまり)で見たVILLA VOIXは、その順番を逆から設計しているように見えました。 魚のアメ横と呼ばれる寺泊魚市場には多くの観光客が訪れますが、基本は「買う」観光です。遠方から訪れた観光客は、魚を持ち帰ることが難しく、結果として滞在につながりにくい構造があります。 その寺泊で、「行きたい」をつくり、さらに「泊まりたい」までを設計する挑戦が始まっていました。 この記事では、通過型観光地と評された新潟県長岡 ...

2026/2/9

【食品サンプル列車】「疲れ切った大根」が注目され、元気になってくれそうです。

現在、長良川鉄道で運行中の「食品サンプル列車」に展示されている【疲れ切った大根】が、Xを中心に話題になっています。 米津玄師さんにも反応いただき、関連投稿は合計20万いいねを突破。国内外から多くの反響・取材をいただいています。 https://twitter.com/rainsnow517/status/2010155364097159465?s=46 https://twitter.com/rainsnow517/status/2010129352504246516?s=46 https://twitt ...

2026/2/4

【2026年2月4日更新】「地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策推進事業」について、超分かりやすくまとめました!

2026年2月2日、観光庁の公式サイトより、「地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策推進事業」の公募内容が発表されました。 今回は、地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策推進事業の公募の内容や、詳細、対象者、スケジュールなどを紹介します。訪日外国人観光客向けの災害対策や安心して日本を訪れるための多言語対応、情報発信に取り組む事業者の方は、ぜひ以下を参考にしてください。 当記事は、「地方誘客促進に向けたインバウンド安全・安心対策推進事業」(観光庁)をもとに観光ONEが独自にまとめたものです。 ...

2026/1/22

『旅行より貯金と食費』を選ぶ人が急増している。

人間にとって、衣食住は極めて重要な欲求です。生命を維持するために、まずはこれらの欲求を満たそうとします。 私は、お腹が空くとイライラし始めて、集中力も激減します。身体からの信号なんでしょうね。 とはいえ、現代の日本において衣食住に困るという状況は、基本的には起こりにくく、先進国の中でも非常に恵まれた環境にあります。また、安全な国でもあり、「明日、命を落とすかもしれない」という危険を日頃から考えている人は少ないでしょう。 こうした生命の欲求が満たされると、人間は次に「心の欲求」を求めるようになります。 内閣 ...

2026/1/14

令和8年度「観光庁予算」、何が変わる?徹底解剖レポート

2025年12月26日、政府は令和8年度(2026年度)の予算案を閣議決定。これにあわせて、観光庁の予算も正式に発表されました。 「国が今、重点的に取り組もうとしている政策は何なのか?」その答えは、予算の中身に表れます。 この記事では、令和8年度の観光庁予算を紐解きながら、昨年度との比較、重点分野の変化、そして注目すべき事業の動きを徹底解剖していきます。 概要 令和8年度の観光庁関連予算の額は、「1383億4500万円」が計上されました。この額は、昨年度の「530億3300万円」から、約2.6倍となりまし ...

2026/1/1

観光は“応援消費”になれるか?世界は「経済栄養表示」の時代へ

今、「応援消費」と呼ばれる消費行動が注目されています。それは、モノやサービスを買うこと自体ではなく、「誰を、どんな未来を応援するのか」ということを意識して選択したい人が増えているということです。 この考え方は、「観光の高付加価値化」とも重なります。とくに富裕層と呼ばれる人たちは、旅に対して、人生に影響を与えるストーリーや経験、そして利用する施設や事業者がどんな信条や哲学を持っているかを重視しています。(「トランスフォーマティブトラベル(変容的な旅・自己変革の旅)」とも呼ばれています) では、日本の観光事業 ...

2026/1/2

出国税3,000円の“裏側”について解説します。|国際観光旅客税引き上げによる影響

2019年に導入された「国際観光旅客税」は、日本を出国するすべての人に課される国税で、これまで1人あたり1,000円が徴収されてきました。そして今、令和8年度税制改正大綱により、この出国税を3,000円に引き上げる案が浮上しています。 この記事では、観光業界の戦略を担う皆さんに向けて、出国税引き上げの背景・狙い・その影響をわかりやすく解説します。 画像をたくさん使って、分かりやすく深掘りしていきます!! 国際観光旅客税を「出国税」と呼ぶことへの議論がありますが、この記事では読者への分かりやすさを重視し、一 ...

2025/12/27

一般社団法人 サービス連合情報総研 季刊誌『SQUARE』の特集記事を執筆いたしました。

観光産業のシンクタンク・サービス連合情報総研様の季刊誌『SQUARE』の特集記事を執筆させていただきました。 若者視点から、自分自身の経験、高校等での授業を踏まえて、精一杯書かせていただきました!若い人材が観光業界で働きたいと思うためには、給与などの条件だけではなく、まずは「観光がいかに幸せを作る産業であるか」「人の一生の思い出を作る大切な仕事であるか」を知ってもらうことだということを伝えました。 ※誌面画像の掲載許可をいただいております。