観光業界でよく耳にするようになった言葉があります。それが「高付加価値化」です。 ただこの「高付加価値化」という言葉は非常に分かりにくく、私はこの“解釈”を間違えると、観光業界全体として良くない方向に進んでしまう気がしています。 そこで、今の日本の観光事業者が共通認識として持つべき「高付加価値化」について、私なりの考えを整理してみたいと思います。 あくまで私個人の持論ですので、「いや、それは違う!」とか、「ここはこうした方がいいんじゃないか」という議論は大歓迎です。むしろ、そういう議論こそが“日本の観光の価 ...